大手求人プラットフォームの投稿や知恵袋、SNSに寄せられた「高校生バイト採用の現場」におけるリアルな声を取材・検証しました。
都内某ファーストフード店で3年間店長を務めるA氏(34歳)は、次のように語っています。
「高校生の応募で一番困るのは、面接当日に履歴書を持ってこないことや、保護者の許可を実は取っていなかったというパターンです。履歴書を見れば、保護者とちゃんと話し合って応募しているか、学校の規則をクリアしているかが一目で分かります。志望動機が多少つたなくても、丁寧に空欄なく埋めてあり、挨拶がしっかりできる子ならその場で採用を出したくなりますね」
一方、高校1年生で初めてのバイト面接に臨み、見事ドラッグストアに採用されたBさん(16歳・手記より)はこう振り返ります。
「最初は自己PRに書くことが何もなくて泣きそうになりました。でも、学校の先生に相談して『毎日水泳部の朝練に休まず行っていること』を書いたら、面接官の方から『体力が一番の武器だよ』とすごく褒められました。履歴書を雑に扱わず、クリアファイルに入れて持っていったのも面接官の方がしっかり見てくれていて嬉しかったです」
現場の声から明確になるのは、採用側が測っているのは「大人の社会人としての完璧さ」ではなく、「約束を守り、周囲と協力して業務に当たれるか」という人柄の土台そのものです。