いわき平競輪の予想を組み立てる際、多くのファンが直面するのが「出走表に並ぶ競走得点と、オッズ速報が示す支持率の乖離」です。特にG1のオールスター競輪や記念競輪(G3いわき金杯争奪戦)の舞台となる際、この傾向は顕著になります。
いわき平を本拠地とする福島支部および北日本ラインの選手たちは、日頃からこの吹きさらしの空中バンクで猛練習を重ねています。直線が長いからといって後ろで脚を溜めすぎると外に膨らんでコースを失うリスクを熟知しているため、地元勢の番手追走技術やイン粘りの巧さは他地区の選手を圧倒します。
勝率を左右するプロの着眼点は以下の3点に集約されます。
- 風速3m以上のバック向かい風:先行ラインの先行選手が完全にタレるため、オッズ速報で1番人気を背負う自力型が着外に沈み、ライン2番手・3番手、あるいは別線の差し・差し(スジ違いの追込み勢)で中穴以上の配当が頻出する。
- 競走得点80点台〜90点台の伏兵番手:一般戦などにおいて、名前負けしている地元マーク選手が最後の直線でインコースの「イエローライン内側」を鋭く強襲し、払戻金を跳ね上げる。
- 3番手選手の「突き抜け」頻出傾向:直線が62.7mもあるため、番手選手が前の選手を交わしに出た外側を、さらに3番手の追込み選手が交わす「差し=差し(2着・3着逆転)」現象が他場より格段に高い確率で発生する。