インフルエンザワクチンの接種量は年齢によって異なる。具体的には、生後6か月以上3歳未満は1回0.25mL、3歳以上13歳未満は1回0.5mLが標準だ。体重ではなく年齢で決まるため、小柄な子でも規定量を接種するのが原則である。ここを勝手に減らすと十分な免疫応答が得られない。
さらに、2026年シーズンに向けてはワクチン株の選定が例年以上に注目された。前シーズンに流行した株とワクチン株の抗原性が一部乖離していたという指摘を受け、2026年用ワクチンは流行株との一致率を高めるよう調整が進められた。このため、2026年は例年よりもワクチンの実効性が期待できるシーズンだと、感染症専門医の間では前向きな見方が出ている。
接種間隔についても再確認しておきたい。1回目と2回目の間隔は「約2〜4週間」が標準だが、これが「1〜4週間」とされているケースもある。重要なのは、間隔が短すぎると2回目のブースター効果が弱まることだ。逆に、間隔が空きすぎても2回目の効果は得られるが、流行に間に合わなくなるリスクがある。遅くとも12月中旬までには2回目を終えるのが現実的なスケジュール感だ。