Q1:『夜の口パクヒットスタジオ』という特別番組やコーナーは実在したのですか?
A1:実在しません。フジテレビの長寿番組『夜のヒットスタジオ』は生歌・生演奏を最大の看板にしており、「口パク」を冠した番組名は、後年のインターネット上で現代の歌番組への皮肉やバラエティのパロディから派生した完全な造語・ネットスラングです。
Q2:当時の夜のヒットスタジオで実際に口パクをした歌手はいたのでしょうか?
A2:番組の基本規律として完全禁止されていました。ただし、1980年代後半にデジタル音楽(打ち込み音源)が主流化した際、演奏のみテープ同期を使用しボーカルを生で歌うケースや、海外衛星中継などの極めて特殊な技術的制約下でガイド音声が併用された例外事例は存在します。
Q3:なぜ生演奏・生歌にこだわった番組に出演を拒否するアーティストがいたのですか?
A3:番組専属のフルオーケストラ(ダン池田とニューブリード等)による歌謡曲風の編曲が生演奏されるため、自らのバンドサウンドや繊細なスタジオ録音の音響再現にこだわるニューミュージック系歌手やロックバンドが、音楽的表現の妥協を嫌って出演を固辞した経緯があります。