味気ない食事では長続きしません。旨味成分(出汁)、酸味(酢・柑橘)、香り(香味野菜・スパイス)を巧みに組み合わせることで、1食あたりの塩分を1.5g〜2.0g以下、タンパク質とリンを抑えた絶品レシピをご紹介します。
1. 茹でこぼし豚肉と彩り野菜のさっぱり香味和え(減塩・低カリウム)
【材料(2人分)】
豚ロース薄切り肉:120g、キャベツ:2枚、もやし:1/2袋、大根:3cm分、ポン酢醤油:小さじ2、ごま油:小さじ1、すりごま:小さじ1/2、大葉:2枚(千切り)
【作り方】
1. キャベツは短冊切り、大根は千切りにして、もやしとともにたっぷりの湯で1分半茹で、冷水にとってしっかり水気を絞ります。
2. 豚肉も別の熱湯でしっかり茹でて脂と余分な成分を落とし、一口大に切ります。
3. ボウルにポン酢、ごま油、すりごまを合わせ、水気を切った野菜と豚肉を和えます。
4. 器に盛り付け、大葉を散らして完成です。
※ポイント:野菜と肉をしっかり茹でこぼすことで、カリウムとリンをカット。大葉とごま油の香りで薄味を感じさせません。
2. 鶏むね肉とカリフラワーの減塩カレー炒め(低リン・高満足度)
【材料(2人分)】
鶏むね肉(皮なし):140g、カリフラワー(一口大):100g、玉ねぎ:1/4個、カレー粉:小さじ1、無塩バター:5g、みりん:小さじ1、減塩醤油:小さじ1
【作り方】
1. カリフラワーとスライスした玉ねぎは熱湯でサッと下茹でし、ザルにあげておきます。
2. 鶏むね肉は一口大のそぎ切りにし、酒(分量外・小さじ1)を揉み込んで柔らかさを保ちます。
3. フライパンにバターを熱し、鶏肉を中火で炒め、色が変わったらカリフラワーと玉ねぎを加えます。
4. カレー粉、みりん、減塩醤油を一気に加え、全体に香りが立つまで手早く炒め合わせます。
※ポイント:カレー粉のスパイシーな刺激とバターのコクが塩分の少なさを補います。リンの多い加工肉を避け、良質な鶏むね肉を活用します。
3. 焼きナスの生姜みぞれジュレがけ(低カリウム・低リン)
【材料(2人分)】
ナス:2本、大根おろし:大さじ2(水気を切る)、おろし生姜:少々、かつお出汁:大さじ3、薄口醤油:小さじ1、みりん:小さじ1、粉ゼラチン:1g
【作り方】
1. ナスは皮をむいて一口大に切り、水に5分さらした後、耐熱皿で蒸すか熱湯で茹でて冷まします。
2. 温めた出汁にみりん、薄口醤油、ふやかしたゼラチンを溶かし、冷蔵庫で冷やし固めてジュレ状に崩します。
3. 器にナスを盛り、大根おろしと生姜を乗せ、出汁ジュレをかけます。
※ポイント:液体のかけ汁ではなくジュレ状にすることで、舌に直接塩味が触れ、ごく少量の醤油でも豊かな出汁の味を堪能できます。