学校から持ち帰った「受診勧告用紙(医療機関受診結果報告書)」は、単なる通知書ではなく、学校保健管理上の公式な追跡調査票です。受診後の提出を巡って「歯医者で問題ないと言われた場合でも出さなければいけないのか」と迷う方がいますが、結論から言えば必ず歯科医師に記入・押印してもらい、学校へ再提出する必要があります。
受診から提出までの具体的なステップは以下の通りです。
- 歯科医院の予約:「学校の歯科検診で紙をもらった」旨を伝え、予約を取る(予約が混み合うため受診勧告から1ヶ月以内が目安)。
- 当日の持参物:学校から配られた「受診勧告用紙」、保険証(マイナ保険証)、子ども医療証、母子健康手帳(必要に応じて)。
- 診察と用紙の記入依頼:医師に精密検査を行ってもらい、会計時または診察時に用紙へ診断結果・処置内容・サインの記入を依頼する(文書作成料は原則保険診療に含まれるか無料)。
- 担任または保健室へ提出:記入済みの用紙を子どもを通じて学校へ提出する。
学校側はこの再提出データをもとに、児童生徒の未受診率を把握し、文部科学省が実施する「学校保健統計調査」などの基礎データとして集計しています。万が一紛失してしまった場合は、養護教諭(保健室の先生)に相談すれば速やかに再発行してもらえます。