三大バレエ団以外にも、独自のアイデンティティで観客を惹きつけるプロカンパニーが多数存在します。
牧阿佐美バレヱ団は、日本のバレエ草創期から続く名門中の名門です。ローラン・プティやフレデリック・アシュトンといった巨匠の作品をいち早く日本に紹介し、吉田都をはじめとする世界的ダンサーの基礎を育んできた育成力には定評があります。純度の高いクラシック・テクニックを継承する姿勢は今も揺るぎません。
スターダンサーズ・バレエ団は、既存の枠組みにとらわれない先進的なプログラミングが特徴です。ウィリアム・フォーサイスなどの本格的コンテンポラリー作品をレパートリーに持つ一方、国民的ゲームを舞台化した『ドラゴンクエスト』バレエなど、ファミリー層や新たな観客層を開拓する企画力で高い評価を得ています。
これらの団体は、助成金への依存度を下げながら独自のブランディングを推進し、固定ファンを獲得することで独自のポジションを確立しています。