熊本県民共済(全国生活協同組合連合会・熊本県生活協同組合)が長年支持されている最大の理由は、「営利を目的としない助け合いの仕組み」にあります。加入者の支払う掛金から共済金の支払いや事業経費を差し引き、余剰金が出た場合は「割戻金」として加入者に返還される透明性の高さが、県民からの厚い信頼を支えています。
しかし、ネット上の口コミや現場のファイナンシャルプランナーの声を検証すると、賞賛ばかりではありません。熊本県民共済の評判とデメリットを客観的に比較すると、以下の実態が浮かび上がってきます。
まずメリットとして挙げられるのは、掛金の安さと分かりやすさです。民間の保険商品のように特約が何重にも重なって毎月の支払いが肥大化することがなく、シンプルに入院・手術・死亡保障がパッケージ化されています。持病の告知項目も比較的シンプルで、手続きのスピーディーさにも定評があります。
一方で、最大のデメリットとされるのが「保障の終身化ができない点」と「シニア期における保障内容の逓減(減少)」です。現役世代には抜群のコストパフォーマンスを誇る反面、医療リスクが最も高まる70代〜80代において保障が手薄になる設計は、加入前に必ず理解しておかなければならない盲点です。