いまなお軽快に走り続ける姿からは想像しがたいものの、柴田恭兵の役者人生において最大の転機となったのが、2006年に公表された肺がんの病気克服でした。定期検診で初期の肺がんが発見され、右肺の上葉を切除する大手術を経験しています。
当時、一日数十本を吸うヘビースモーカーとして知られていた彼は、告知を機に即座に禁煙を決断。過酷なリハビリテーションを経て、わずか数ヶ月後にはドラマの撮影現場へ奇跡的な復帰を果たしました。この壮絶な闘病経験こそが、現在の徹底したコンディション管理の起点となっています。
現在の健康状態と若さの秘訣について、柴田自身は過去の特別インタビューで「特別なサプリメントに頼るのではなく、よく歩き、大好きな草野球で汗を流し、きちんと睡眠をとること」と語っています。派手なアンチエイジング療法ではなく、日々の基礎代謝と心肺機能の維持を愚直に積み重ねることが、あのしなやかな躍動感を生み出しています。