桃の食べ方は冷やすな?プロ直伝の切り方と皮剥き裏ワザ完全ガイド

桃の食べ方は冷やすな?プロ直伝の切り方と皮剥き裏ワザ完全ガイド

桃の食べ方は冷やすな?プロ直伝の切り方と皮剥き裏ワザ完全ガイドについて見逃せない 理由を分かりやすく解説いたします。

完熟した桃は果肉が極めて柔らかく、一般的なリンゴのようにくし形に剥こうとすると、指が食い込んで果汁が溢れ出し、繊維が潰れてしまいます。現在、ホテルや高級フルーツパーラーの現場でも標準化されているのが、果実の構造を活かした桃のアボカド切り手順です。

桃の中央には「縫合線」と呼ばれる縦の窪み線が走っています。この割れ目に沿って、種に当たるまで包丁の刃を垂直に入れ、種を中心軸にしながら果実をぐるりと360度一周させます。切れ目を入れたら両手で果実の上下を包み込むように優しく持ち、左右の手を互い違いに優しくひねります。果肉が種から綺麗に外れ、半球状の果肉が2つに分かれます。

種が残った側の果肉は、種と果肉の境目に小さめのスプーン(先が薄いデザートスプーンやすくいやすい計量スプーン)を差し込み、種の曲線に沿ってテコのように一周回すだけで、種周りの美味しい果肉をほとんど損なうことなく、コロンと種だけを取り出せます。

半分に割れた果肉をまな板に伏せて置き、均等な厚さにくし形へスライスした後、皮を端から滑らせるように包丁を寝かせて剥離させれば、断面の美しいカットが完成します。また、空気に触れるとポリフェノールオキシダーゼの働きで急速に褐色化するのを防ぐため、カット直後に200mlの水に対して塩ひとつまみ(約1g)またはレモン汁小さじ1/2を溶かした水に約1分間くぐらせるのが効果的な桃の変色防止対策です。食塩水は浸透圧の影響を与えない極薄い濃度に抑えることで、桃の風味を損ねることなく、透明感のある美しい白桃の果肉色を保ち続けます。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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