時計の針を2017年に戻してみよう。当時、テレビ朝日の『報道ステーション』でサブキャスターを務めていた小川彩佳と、日本テレビ『news zero』で月曜キャスターを務めていた櫻井翔の交際報道は、単なる芸能ニュースの枠を超えていた。それは、ライバル局の深夜報道番組を背負って立つ若き二人の「知的な共鳴」を感じさせるものだったからだ。
あれから9年が経った2026年現在、二人の立ち位置は大きく変化した。小川はテレビ朝日を退社してフリーランスとなり、TBSの『news23』の顔として修羅場をくぐり抜けてきた。一方の櫻井は、嵐の活動休止や事務所の変革期を経てもなお、『news zero』のキャスター席に座り続け、今年でキャスター生活20年目を迎える。この対照的でありながら、共に報道の現場にこだわり続ける姿勢が、彼らのプロフェッショナリズムを物語っている。