Q1:「糖類ゼロ」と書かれた清涼飲料水やお菓子を食べても、血糖値は全く上がりませんか?
A1:いいえ、血糖値が上昇する可能性があります。「糖類ゼロ」は砂糖やブドウ糖などの単糖類・二糖類が0.5g未満であることを示すだけで、マルチトールなどの糖アルコールやデキストリン(デンプン分解物)が含まれていれば血糖値は上がります。エリスリトールや高甘味度人工甘味料(スクラロース等)のみを使用している場合は理論上血糖値をほぼ上げませんが、原材料名欄を確認して何由来の甘味・糖質なのかを判別する必要があります。
Q2:人工甘味料(アスパルテームやアセスルファムKなど)は「糖質」に含まれるのですか?
A2:化学分類上は糖質に含まれない、あるいは極微量で十分な甘味を出せるため、食品表示法上は「糖質0g」として処理されます。体内での代謝経路がブドウ糖とは異なるため、直接的に食後血糖値を上昇させたりインスリン分泌を急増させたりすることはありません。ただし、味覚刺激による過食衝動への影響などについては個人の体質や摂取量に応じた注意が必要です。
Q3:糖質制限ダイエットで最も早く効果を出すには、「糖類」と「糖質」のどちらを減らすべきですか?
A3:確実に減量を進めるためには、上位概念である「糖質」全体の総摂取量を抑える必要があります。どれほど糖類をゼロに抑えても、米やパン、麺類などの主食に含まれる多糖類(デンプン)を過剰摂取していれば、体内でブドウ糖に分解されて脂肪として蓄積されます。まずは清涼飲料水やお菓子に含まれる「糖類」をカットし、並行して主食などの「総糖質量」を適正範囲(ロカボ基準の1食20〜40gなど)に収めていく二段階のアプローチが最も効果的です。