Q1:特定外来生物に指定された生きものは、家で飼い続けることはできますか?
A1:種類と条件によります。アカミミガメやアメリカザリガニは「条件付特定外来生物」に指定されており、家庭で飼育中の個体は届出などの手続きをすれば、そのまま飼い続けることが可能です。一方、アライグマやヒアリなどは新規の飼育が認められていません。知らないうちに違法状態になっているケースもあるため、環境省の公式サイトで最新の指定状況を確認することが大切です。
Q2:外来種の駆除は誰が行っているのですか?
A2:主に自治体が委託した専門業者や、地元の猟友会・漁業協同組合・NPO法人などが担っています。また、ボランティアによる防除活動も各地で行われています。一般市民が特定外来生物を捕獲して持ち運ぶことは法律で制限されるため、個人で勝手に駆除を行うのではなく、自治体の指示や参加型プログラムに沿って行動するのが安全です。
Q3:外来種問題は2026年現在、改善しているのですか?
A3:種や地域によって状況は異なります。小規模なため池でのブラックバス駆除や、離島でのネズミ・マングース根絶など成功事例は着実に増えています。一方で、アライグマやヒアリのように分布拡大が続く種も多く、全体として外来種問題は「深刻化」と「対策の高度化」が同時進行しているのが2026年の現状です。
Q4:外来種として扱われる国産生物にはどんな例がありますか?
A4:代表的なのが「国内移入種」と呼ばれるケースです。たとえば、北海道のウチダザリガニが本州の水系に放たれることや、本州産のカブトムシが北海道や沖縄で野外放出されることが問題視されています。外来種問題を「外国産の生きものだけの問題」と考えると、実態を見誤ることになります。