梅ヶ枝餅をめぐっては、購入後の保存期間や販売場所に関して誤解されがちなポイントがいくつか存在します。
第一の誤解は、「常温で数日間日持ちする」という思い込みです。店頭で焼き立てを受け取った梅ヶ枝餅は保存料を一切使用していないため、時間が経つと餅のデンプンが老化し、表面のパリパリ感が失われて固くなってしまいます。常温での賞味期限は実質「翌日まで」と案内されていますが、本来の風味を損なわずに持ち帰るなら、冷めた時点でラップに包んで密閉し、早めに冷凍庫へ移すのが正解です。
第二の盲点は、福岡空港での取り扱い状況です。旅行者の間では「太宰府の店舗に並ばなければ買えない」と思われがちですが、実は福岡空港国内線旅客ターミナル内の主要売店(SORA ShopやANA FESTA、JAL PLAZAなど)でも「かさの家」の梅ヶ枝餅が公式に取り扱われています。
搭乗ゲート付近の売店では便利な冷凍パッケージが常備されているほか、出発ロビーの特設ブースなどでは職人がその場で焼き上げる実演販売が実施されているタイミングもあります。手荷物を増やしたくない復路の飛行機搭乗直前に、本場の味をお土産として確実に確保できるルートとして知っておいて損はありません。