『ワイルド・スピード』の代名詞といえば車ですが、本作における主役マシンは、これまでのアメリカンマッスルカーや日本車(JDM)とは一線を画す洗練されたスーパーカーでした。 それが、デッカード・ショウがロンドン市街地で疾走させるマクラーレン 720Sです。最高出力720馬力を誇るイギリス屈指のスーパーカーが、ブリクストンの駆る変形ハイテクバイクの追撃をかわし、大型トラックの車体下をミリ単位のスライドで潜り抜けるシークエンスは、シリーズ屈指のスタイリッシュなカーアクションとして映画史に刻まれました。 一方で、映画の後半舞台となるサモア諸島では一転、ホブスのルーツである大地に根ざした原始的かつ豪快なアクションが展開します。銃火器を捨ててサモアの伝統武器と肉体で戦うクライマックス、そして連結したカスタムトラック群で軍用ヘリコプターを力技で引きずり下ろす超人的なチェイスは、監督を務めたデヴィッド・リーチ(『ジョン・ウィック』『デッドプール2』監督)のアクション設計が遺憾なく発揮された名場面です。
ワイスピ『スーパーコンボ』の真相|時系列の謎と2026年続編の行方
•
•
1分で読める