1995年、彗星のごとく現れた原千晶。彼女のキャリアのスタートは、まさに時代の寵児としての華々しいものだった。健康的な小麦色の肌と、親しみやすいキャラクター。当時のグラビア界やバラエティ界において、彼女は唯一無二の存在感を放っていた。特に『王様のブランチ』で見せた軽妙なトークは、土曜日の朝の顔としてお茶の間に定着した。
だが、人気絶頂の裏で、過密スケジュールによる心身の疲弊はピークに達していたという。当時の芸能界は今よりもさらに過酷で、休む間もない日々が当たり前だった。彼女自身、後年のインタビューで「当時は自分を見失いそうになっていた」と吐露している。