ネット上の情報の中には、長年の思い込みによる誤解が散見されます。代表的な2つの盲点を整理しておきましょう。
第1の誤解は、「第1駐車場が満車でも警備員が臨時駐車場へ誘導してくれる」という認識です。過去のメガイベント時には一部の港湾用地が臨時駐車場として開放された事例もありますが、近年の都市開発および港湾管理規則の厳格化に伴い、公式が大規模な無料臨時駐車場を常設することは原則としてありません。「現地に行けばどうにかなる」と高をくくって突入した結果、逃げ場のない一方通行路や進入禁止エリアに迷い込むドライバーが後を絶ちません。
第2の盲点は、バイク・原付のアクセス環境です。「四輪と同じように駐車場を探すのが大変」と思われがちですが、ボートレース福岡には本場東門・正門付近に広大な二輪専用駐輪場が用意されています。中型・大型バイクはもちろん原付スクーターも対象で、利用料は終日無料です。車のように天神北の車列に巻き込まれるリスクが格段に低く、停めてからスタンド席までのアクセス距離も最短で済むため、福岡市内や近隣都市からの来場において「最も合理的な移動手段」として常連の間で愛用されています。
また、満車時の「決定的な穴場」としてプロが注目するのが、長浜鮮魚市場西側(長浜3丁目周辺)および那の津2丁目エリアのコインパーキングです。レース場から徒歩7〜10分程度離れるものの、日中最大料金が800〜1,000円前後に設定されている箇所が多く、なにより「天神北ランプの渋滞軸から外れている」ため、帰宅時の出庫が極めてスムーズです。駐車料金の無料化にこだわって1時間を無駄にするか、約1,000円を支払って快適な撤収時間を買うかというトレードオフの視点が求められます。