Q1:県名と県庁所在地が異なる県は、正確に数えると全部で何県ありますか?
A1:一般的に「県」に限定し、漢字表記が異なる純粋なケースは16県です(岩手・宮城・茨城・栃木・群馬・神奈川・石川・山梨・愛知・三重・滋賀・兵庫・島根・香川・愛媛・沖縄)。ここに、県名が漢字(埼玉)で市名がひらがな(さいたま)の埼玉県を加えると17県になります。さらに、都道府県全体として「北海道(札幌市)」と「東京都(新宿区/通称・東京)」を含めると、合計19自治体が「都道府県名と庁所在地名が一致しない自治体」となります。
Q2:ネットでよく見る「朝敵・賊軍だった藩は県名を変えられた」という噂は本当ですか?
A2:歴史的な事実ではありません。戊辰戦争で明治政府軍についた薩摩・長州・土佐・肥前は城下町名と一致(鹿児島・山口・高知・佐賀)していますが、同じく官軍の主力であった尾張藩(愛知県名古屋市)や津藩(三重県津市)は郡名を採用しており不一致です。また、旧幕府方だった会津は福島県(福島市・一致)に統合されています。実際の理由は、廃藩置県後の府県統合に伴う旧藩同士の対立回避(中立的な郡名の採用)や、開港場の発展、官衙(役所)の設置場所といった行政実務上の判断によるものです。
Q3:中学受験やテスト対策で、最短で47都道府県庁所在地を完璧にするコツはありますか?
A3:まずは「県名と庁所在地名が完全に同じ28県」を確実に省き、「名前が違う16〜19の自治体」だけを白地図上にプロットして集中的に覚えることが最速の近道です。その際、漢字の書き取りミスが起きやすい「新潟(潟)」「宇都宮(宮のノの有無)」「那覇(覇)」は手を動かして書いて確認してください。歌や語呂合わせで音をインプットした上で、白地図に位置を書き込むアウトプットを週に2〜3回繰り返せば、短期間で強固な記憶として定着します。