『禁じられた遊び』名曲の真実|愛のロマンス作曲者論争と映画の裏側

『禁じられた遊び』名曲の真実|愛のロマンス作曲者論争と映画の裏側

『禁じられた遊び』名曲の真実|愛のロマンス作曲者論争と映画の裏側の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

Q1:『禁じられた遊び』の正式な曲名は何ですか?
A1:正式な曲名は『愛のロマンス』(スペイン語:Romance Anónimo / Romance de Amor)です。日本では1952年の同名フランス映画の主題歌として大ヒットしたことから、一般的に映画タイトルである『禁じられた遊び』として知られています。

Q2:本当の作曲者は誰なのですか?
A2:長年ナルシソ・イエペス自作説が語られていましたが、現代の音楽研究では19世紀スペインのギタリスト、アントニオ・ルビーラ(Antonio Rubira)の草稿や、古くから伝わるスペイン民謡(作者不詳)が原曲であると結論づけられています。イエペスはその原曲を映画用に洗練されたアレンジに仕上げた功労者です。

Q3:ギター初心者でも楽譜やTAB譜を見れば弾けますか?
A3:前半のホ短調(Em)パートはローポジション中心のため、ギターを始めたばかりの初心者でも比較的短期間で弾けるようになります。ただし、後半のホ長調(E)パートは高いフレットでのセーハ(バレーコード)が連続するため難易度が跳ね上がります。初心者はまず前半の完成を目指すのがおすすめです。

Q4:映画のラストシーンではなぜこの曲が流れるのですか?
A4:戦争によって孤児となった少女ポーレットの深い孤独と、子どもたちの純粋な祈りを表現するためです。ルネ・クレマン監督はオーケストラではなくギター1本の哀愁ある音色を採用することで、無垢な子どもたちと無情な現実の対比を鮮烈に際立たせました。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。