SNSやレシピ投稿サイトでは「市販の一味唐辛子で代用できる」「塩漬けせずにタレを和えるだけで完成」といった時短レシピが散見されますが、これらには大きな落とし穴が存在します。
日本の一般的な一味唐辛子は、韓国産唐辛子に比べてカプサイシン含有量が多く辛味が鋭いため、同じ分量を入れると激辛になり旨味が感じられなくなります。また、下処理の塩漬けを省くと、数時間後には袋の中が大根から出た水分でタプタプになり、調味料がすべて洗い流されて薄いキムチ味のスープになってしまいます。
また、「市販のキムチの素」を使って手軽に作りたい場合でも、事前の塩漬けと水抜きだけは絶対に省略してはなりません。市販のタレを使う場合も、塩漬け後にしっかり脱水した大根に絡め、仕上げにごま油やすりごまを少量足すだけで、水っぽさを回避しつつ専門店に近いコクを付与することが可能です。