車のエアコンの効きが悪い!冷えない原因と修理費用・自力診断法

車のエアコンの効きが悪い!冷えない原因と修理費用・自力診断法

車のエアコンの効きが悪い!冷えない原因と修理費用・自力診断法を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。

炎天下に駐車した車両のダッシュボード温度は、JAFのテストデータでも70℃以上に達することが実証されています。車内に乗り込み、エアコンのスイッチを最大にしても車エアコン冷えないぬるい風が吹き出し続ける現象は、単なる不快感にとどまらず、ドライバーの認知・判断能力を低下させ重大な事故を引き起こすリスクを孕んでいます。

都内の自動車整備工場に勤務するベテラン整備士は、近年の猛暑化に伴うエアコン相談の急増について次のように現場の実態を証言します。

「7月から8月にかけて持ち込まれる車両の約7割は、『風は出るが全く冷えない』という症状です。多くのお客様は猛暑のピークを迎えて初めて不調に気付きますが、実際には春先から微小な冷媒漏れが始まっていたケースが大半です。完全にガスが抜けた状態でコンプレッサーを回し続けた結果、内部が焼き付いて修理費が跳ね上がる事態が後を絶ちません」

カーエアコンは、気化熱を利用して空気を冷却する密閉サイクル(コンプレッサー・コンデンサー・エキスパンションバルブ・エバポレーター)で構成されています。このサイクルのどこか一箇所でも異常が生じると、吹き出し口の温度は外気温と変わらない生ぬるい状態へと直結します。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。