本作の大きな目玉となるのが、ダイナミックに展開する時代劇アクションだ。ただし、従来のスタイルを踏襲しただけのチャンバラ劇ではない。殺陣のスタントチームには、ハリウッドの大型アクション映画を手がけたトップクリエイターたちが参加。日本の伝統的な刀剣動作に、現代的なスピード感と肉体戦のアプローチを融合させた。
一刀一刀の重みと刃が交わる金属音、そして流れるようなカメラワーク。無駄なカット割りを排除し、長回しで捉えられたアクションシーンは息を飲む完成度だ。伝統文化への深い敬意を保持しながらも、世界中の視聴者を一瞬で引きつけるエンターテインメントへと見事に昇華させている。