スマートキーの真価は、他の家電やスマートホームシステムと繋がったときに発揮される。現在、業界標準として急速に普及しているのがMatter (スマートホーム標準規格)である。これにより、メーカーの垣根を超えたデバイス同士の連携がかつてないほどスムーズになった。
たとえば、Apple HomeKitやGoogle Homeを中核としたスマートホーム環境を構築すれば、「玄関の鍵が開いたら廊下の照明を点灯し、エアコンを作動させる」といったオートメーションが簡単に組める。外出時にドアが施錠されたことをトリガーにしてロボット掃除機を起動させることも可能だ。単なる「鍵の開閉機器」を超え、住まい全体を制御するスイッチとしての役割を果たし始めている。