適切な診断を下す上で不可欠なのが、受診時の正確な情報提供である。しかし、飲酒量や喫煙歴、既往症や他院での服薬状況を隠したりサバを読んだりする患者は後を絶たない。初歩的な問診における情報隠蔽や偽りは、誤診や重大な副作用といったリスクに直結する危険な行為だ。
加えて、「金を払っているのだから客だ」と言わんばかりの高圧的な態度は論外と言える。医療従事者に対する暴言や威圧は、現場に不要な不信感を生み出し、双方にとって不幸な医療トラブルへと発展する。相互の対等なリスペクトが失われた場では、どんな高度な医療も真価を発揮できない。