あれから14年が経過した現在、ストーカーの手口はさらに巧妙化している。かつてのように探偵や行政の窓口を騙す手法だけでなく、SNSの投稿写真に写り込んだ景色や瞳の反射、スマートフォンの位置情報データ(Exif情報)から住所を特定する「ネットストーカー」が急増した。
AI技術の普及もこの脅威を加速させている。断片的な情報をインターネット上から集め、AIに分析させることで、個人の行動範囲や自宅の場所を特定することが容易になってしまった。現代の私たちは、誰もが加害者の「網」にかかるリスクと隣り合わせで生きていると言っても過言ではない。