自分の意図に反してアカウントが勝手に誰かをフォローし始める理由は、大きく分けて「外部連携アプリの権限乱用」「他サービスからのログイン情報流出」「セッションの乗っ取り」の3つに集約される。
かつて分析ツールやフォロワー管理を目的として連携したサードパーティ製アプリが、裏で悪質な動作を行っているケースは非常に多い。利便性と引き換えに許可したアクセス権限が悪用され、ユーザーが知らない間にBot(自動プログラム)の一部として組み込まれてしまうのだ。さらに悪いことに、同一のメールアドレスとパスワードを複数サイトで使い回している場合、ダークウェブ等に流出したデータを用いた「クレデンシャル・スタッフィング攻撃」によってアカウント乗っ取りの被害に遭う危険性も高まる。
被害の拡大を防ぎ、即座に安全を確保するには、迅速かつ順序立てた緊急対処法が不可欠だ。まず第一にやるべきは、アカウントのパスワード変更と、過去にログインした全デバイスからの強制ログアウトである。これにより、現在潜伏している第三者の不正アクセスを物理的に遮断できる。