「一時期に比べて寂しくなった」と噂される宇都宮市豊郷台のミュゼですが、決して施設全体が閉鎖されたわけではありません。現在の実態を一言で表すなら、「大型総合ショッピングモールから、日用品・医療・金融に特化した近隣特化型生活モールへの移行」です。
敷地内では、ドラッグストア大手の豊郷台のカワチ薬品が引き続き広大な売り場を構えており、医薬品や日用消耗品はもちろん、生鮮食品以外の一般食品や飲料などの取り扱いを大幅に強化して地域の冷蔵庫代わりとして機能しています。また、豊郷台郵便局、内科や歯科などのクリニックモール、調剤薬局、学習塾、コインランドリーなどは現在も元気に稼働しています。
現地を訪れると、帝京大学宇都宮キャンパスの学生や近隣のシニア層が徒歩や自転車で行き交う姿が見られ、かつての「休日家族でショッピングを楽しむ場所」から「毎日の必需品を短時間で揃える便利な生活拠点」へと日常的な使い方が変化しています。豊郷台ミュゼの営業時間はテナントごとに異なり、カワチ薬品は夜まで営業している一方、各種クリニックや郵便局は日中中心の受付となっているため、訪問前の確認が推奨されます。