二丁目のカルチャーは今、映像配信プラットフォームを通じてグローバルなポップカルチャーとも密接にリンクし始めている。Netflixのドキュメンタリーやドラマ、ABEMAのリアリティ番組などでセクシュアリティの多様性が自然体で描かれるようになり、夜の街が持つ意味合いも多層化してきた。
音楽的な文脈も見逃せない。フロアを満たす骨太なサウンドトラックには、クラブミュージックのみならず、魂を揺さぶる日本のレゲエ・ポップスやルーツ・ミュージックのエッセンスが絶妙に溶け込んでいる。メインストリームのエンターテインメント産業が作り出す流行歌とは一線を画す、現場の肉体性に根ざした選曲が、フロアのバイブスを夜通しドライブし続ける。