検索エンジンで「広瀬すず 野村周平 キス」と検索するユーザーの多くが気になっているのは、「二人が出演作で実際にキスシーンを演じたのか」という疑問でしょう。結論から言うと、映画『ちはやふる』シリーズを含め、二人の共演作において直接的なキスシーンは一度も映像化されていません。
それにもかかわらず、なぜキスという言葉がこれほどまでに定着したのでしょうか。その大きな要因は、末次由紀氏による原作コミック『ちはやふる』のストーリー展開にあります。原作では、野村周平が演じた真島太一が、広瀬すず演じる綾瀬千早に対して秘めた想いを爆発させ、衝動的にキスを奪う印象的な名場面が存在します。
「ちはやふる 太一 千早 キス」という原作屈指のドラマチックな展開が実写映画でも描かれるのではないかと、劇場公開前から原作ファンや映画ファンの間で期待と憶測が過熱しました。しかし、小泉徳宏監督が手掛けた実写映画版(『上の句』『下の句』『結び』)では、瑞々しい競技かるたへの情熱と高校生の繊細な三角関係に焦点を当てた演出が徹底され、直接的なキスシーンの描写はあえて外される形となりました。