札幌のイタリアンを語る上で絶対に外せない2大巨頭が、「薪窯ピッツァ」と「自家製生パスタ」です。食通たちの口コミ評価や専門ガイドブックでも常に上位を独占する名店には、明確な技術的裏付けがあります。
■ 薪窯ナポリピッツァの真髄
本場イタリアから直輸入した薪窯を使い、約450〜500度の超高温でわずか60〜90秒で一気に焼き上げるピッツァは格別です。薪ならではのスモーキーな香りが生地に移り、外側はサクッと香ばしく、内側は驚くほど軽やかでモチモチ。十勝産モッツァレラチーズとトマトソースの酸味が絶妙に調和したマルゲリータは、シンプルだからこそ職人の腕前が如実に現れます。
■ 北海道産小麦を極めた生パスタ
北海道は国内屈指の小麦の産地。「ゆめちから」や「ハルユタカ」など、グルテン含有量や風味の異なる小麦粉をシェフ独自の手法でブレンドした手打ち生パスタは、吸い付くようなコシと噛むほどに広がる小麦の甘みが特徴です。濃厚なウニクリームソースや、じっくり煮込んだエゾ鹿肉のラグーソースとの絡みはまさに至福の味わいと言えます。