校門の前でスマホを取り上げるだけでは、もはや何も解決しない。多くの高校では、校則によるSNS投稿の一律禁止が限界を迎えている。放課後のプライベートな時間を学校がどこまで管理できるのかという法的な限界にも直面しているからだ。
家庭内での親子の対話もすれ違いが目立つ。「危険だからやめなさい」と一蹴する親世代に対し、子供側は「新しい表現と収益の場」として捉えている。この価値観の決定的なズレが、問題の根をより深くさせている。デジタルネイティブである世代と、それを守るべき大人たちの間に横たわる溝は深まる一方だ。