カフェのメニュー表に並ぶ「ソロ(Solo)」と「ドッピオ(Doppio)」。言葉の響きは知っていても、具体的な抽出量やカフェイン量、どちらを選ぶべきかの判断基準を正確に把握している人は多くありません。
基本となる「ソロ」はイタリア語で「単一」、すなわちシングルショット(粉量約7〜9g、抽出量約25〜30ml)を指します。これに対して「ドッピオ」は「ダブル」、粉量も抽出量も完全に2倍(粉量約14〜18g、抽出量約50〜60ml)にしたものを意味します。単に薄めて量を増やしたわけではなく、成分濃度を同一に保ったまま容量をスケールアップさせた仕様です。
スターバックスをはじめとする大手シアトル系カフェチェーンでも、これらの仕様を理解していればオーダーに迷うことはありません。例えばスターバックスでデミタスカップの本格的なエスプレッソを楽しみたい場合、レジで「エスプレッソをソロ(またはドッピオ)で、店内のマグカップで」と伝えるだけで注文が完了します。
さらに通好みのカスタマイズとして知っておきたいのが「リストレット抽出」の指定です。スターバックスのラテ系ドリンクや単体エスプレッソでは、無料で「リストレットに変更」とオーダーできます。抽出液の前半部分のみを抽出するため、シアトル系特有の深煎りの力強いロースト感を残しつつ、後口の渋みや嫌な苦味を劇的に和らげることが可能です。コンディメントバーやレジ横にあるブラウンシュガーを1スティック投入すれば、極上のキャラメルシロップのような滑らかな喉越しを気軽に体感できます。