9割が誤解?手首を守るリストラップの正しい巻き方と重量アップ術

9割が誤解?手首を守るリストラップの正しい巻き方と重量アップ術

9割が誤解?手首を守るリストラップの正しい巻き方と重量アップ術の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

リストラップの先端に縫い付けられている伸縮性ループ。トレーニング初心者が最も疑問に抱くのが、リストラップ親指ループ外す理由です。結論から述べると、親指ループは「巻き始める際にラップがずれないよう仮固定するための補助具」に過ぎません。

ループに親指を通したままバーベルを握ってプレス動作を行うと、以下のような明確な機能的破綻が生じます。

  • 母指球および親指伸筋腱への過剰な圧迫:バーベルの荷重が手掌にかかった際、引っ張られたループが親指の付け根へ強烈に食い込み、腱鞘炎や神経痛を誘発します。
  • グリップの不安定化:親指の自由度が奪われることで、サムアラウンドグリップ(親指を回す握り方)におけるバーのホールド感が損なわれ、前腕の出力が低下します。
  • パワーリフティング公式ルール手首保護の規定違反:世界パワーリフティング協会(IPF)の競技規則では、「試技中に親指ループを手首に掛けたままにしてはならない」と厳格に定められています。ループを装着したまま台に上がれば即座にファウル宣告を受けます。

巻き終えた後は必ずループを親指から外し、手首の内側やベルクロの隙間に織り込むのがトップリフターの鉄則です。なお、最近では最初から親指に引っかけず、手の平でラップの端を押さえ込みながら巻き始める上級者も増えています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。