関西の中堅私立大学グループとして長年定着してきた「摂神追桃」(摂南大学、神戸学院大学、追手門学院大学、桃山学院大学)。この序列の中で、現在の追手門学院大学はどのような位置を占めているのでしょうか。河合塾や駿台予備学校などの最新動向を総合すると、追手門学院大学の偏差値は2026年最新データにおいて45.0〜55.0のレンジを堅調に維持しています。
特筆すべきは、関西でいち早く独立学部として開設された伝統を持つ心理学部の強さです。公認心理師や臨床心理士の養成実績に定評がある心理学部の偏差値は50.0〜55.0に達しており、上位グループである「産近甲龍」(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)の一部文系学部と合格難易度が実質的に重複する現象が定着しています。また、起業家育成や地域企業との連携を前面に打ち出す経営学部の評判も極めて高く、文系志望者の確固たる受け皿として機能しています。
摂神追桃の難易度比較において、かつて横並びとされていた力関係は崩れつつあります。追手門学院大学は大阪市内や京都方面からの通学利便性を武器に、北摂・京阪神全域から成績上位層の受験生を吸引することに成功しており、摂神追桃の枠を抜け出して独自のポジションを確立しつつあるのが現場の実像です。