東淡路小学校を語るうえで避けて通れないのが、長年にわたり続けられてきた阪急電鉄京都線・千里線の連続立体交差事業と、土地区画整理事業による淡路駅の再開発の影響です。JRおおさか東線のJR淡路駅開業以降、新大阪や梅田方面へのアクセス性が飛躍的に向上したことで、駅周辺にはファミリー向け新築分譲マンションや賃貸住宅の建設が相次ぎました。
この都市構造の刷新は、校区の教育環境に二つの大きな変化をもたらしています。一つは、従来の旧家や下町商店街を中心とする既存コミュニティに、新しく転入してきた共働き世帯や専門職世帯が融合し、保護者層の多様化が進んだことです。これにより、教育に対する意識の底上げやPTA活動の効率化・IT化が自然な形で推進されました。
もう一つは通学路の安全性です。高架化工事の進捗に伴い、長年「開かずの踏切」として児童の動線を阻んできた危険箇所が順次解消されつつあります。道路の拡幅や歩道のインターロッキング舗装、街灯のLED化が進んだ結果、見通しの悪い路地が減少し、防犯面での死角が着実に削ぎ落とされています。ただし、大型重機や工事車両の出入りが完全に終わるまでは、指定通学路の遵守について学校側から継続的な注意喚起が行われています。