受験生や保護者が最も混同しやすいのが、福岡市早良区百道浜にある「福岡キャンパス」と、大川市にある「大川キャンパス」の違いです。この二つは単なる立地違いではなく、教育対象やキャンパスの空気感が根本から異なります。
福岡キャンパスは、福岡タワーやシーサイドももちを望む都市型立地で、設置されているのは福岡薬学部と福岡看護学部です。洗練されたウォーターフロントで都市型の学生生活を送るスタイルとなります。一方で大川キャンパスにあるのは福岡保健医療学部であり、リハビリテーション系3学科(理学療法・作業療法・言語聴覚)と医療技術系2学科(医学検査・放射線情報)が集約されています。
「福岡にあるキャンパスだから天神や博多ですぐ遊べる」と錯覚して大川キャンパスに入学すると、大きなカルチャーショックを受けることになります。大川キャンパスの周囲はクリーク(水路)と田園が広がる静穏な街並みであり、歓楽街や大型商業施設はありません。しかしこの隔離されたような環境こそが、過密な医療系専門科目の勉強に集中するための最高の防護壁として機能しています。