旧施設は開放的なオープンモール形式で、晴天時には心地よい海風を感じられる一方、雨天時や夏場の猛暑、冬の厳しい海風が吹き付ける日の買い回りには課題がありました。今回の垂水における大規模建て替えでは、それらの弱点を根本から解消する大改革が断行されています。
新しく誕生したメイン棟は、天候に左右されずに快適な買い物を楽しめる全天候型の屋内型モール(3階建て構造)へと刷新されました。空調の効いた館内で快適にショッピングを満喫できるだけでなく、海側に面したエリアには大きなガラス開口部や開放的なテラス席が配置され、旧施設最大の強みであった「海と明石海峡大橋を臨む絶景」はより洗練された形で継承されています。
さらに特筆すべきは、敷地面積が約78,400㎡から約99,400㎡へと大幅に拡張された点です。隣接する神戸市所有の親水公園(ラグーン周辺)を含めた一体的なエリア開発が行われ、単なる物販アウトレットの枠を超えた「時間消費型・リゾート型商業施設」としての基盤が整えられました。