料理用語としての「塩少々」とは、親指と人差し指の2本の指先で軽くつまんだ分量を指します。調理界における普遍的な共通言語として定義されており、感覚的な思いつきではなく明確な目安が存在します。
重さに換算すると約0.3g〜0.6g程度。一般的な食塩の場合、指先に乗るごくわずかな結晶の集まりです。小さじ1杯(5ml)が食塩で約5〜6gであるため、塩少々は小さじ約8分の1から10分の1に相当します。
味付けの主役にするのではなく、料理の下ごしらえで素材の余分な水分を抜いたり、甘みやコクを引き立てる「隠し味」として作用させたりする場面で指定されるケースが大半です。指先でつまんで全体へ均一に散らす動作が基本となります。