これから編み物を始める入門者には、「並太」または「極太」のアクリル混ウール毛糸を強く推奨します。細すぎる糸は編み目が見えにくく、目数を数え間違えたり落としたりする原因になります。逆に超極太は糸の張り(テンション)を均一に保つのが難しく、針の扱いに余計な力が必要になるためです。
定番の「マフラー」を編む場合、目標とする着用シーズンや仕立ての好みに応じて次のように選び分けるとスムーズです。
- デイリーに使いやすい標準マフラー:並太毛糸(首回りがごわつかず、コートの内側にもすっきり収まる)
- 休日のアクセントになるボリュームマフラー:極太毛糸(編み地がふっくら立ち上がり、数日の作業で仕上がる)
- 1日で完成させたいスピード重視:超極太毛糸(太めのジャンボ針を使い、ざっくりとした旬のスタイルに)
素材は、滑りが良く編み直しのききやすいストレートヤーン(撚りが均一な糸)を選びましょう。モヘアやループヤーンなどの変わり糸(ファンシーヤーン)は、間違えたときに解きにくいため、2作目以降のステップアップとして挑戦するのが賢明です。