数年前に話題となった河口湖駅近くのコンビニエンスストア裏手への遮光ネット設置劇など、オーバーツーリズムによる混乱と景観保護の葛藤は、新たな段階を迎えている。2026年の現在、自治体や観光協会は「特定の一カ所に人が殺到する構造」からの脱却を本格化させている。
山中湖の「ダイヤモンド富士」観測ポイントや、新倉山浅間公園の五重塔越しのアングルだけでなく、富士宮市や西伊豆の海岸線、新幹線車内からの眺望など、分散型の観光アプローチが推進されている。近隣のスマートパーキングや人流センサーと連携したアクセス管理が進んだことで、マナーを保ちつつ快適に撮影を楽しめるスポットが再評価されている。