Googleの検索候補やSNSのコミュニティを見ていると、時折「みどりや食堂 閉店」という不穏なキーワードが散見される。なぜこれほどの繁盛店に、まことしやかに閉店説が流れるのか。その背景には、大衆食堂特有の営業形態と現代のネット情報伝播の歪みがある。
結論から言えば、みどりや食堂は現在も営業を継続しており、閉店の噂は明白な事実無根である。この噂が広まった引き金は、主に以下の3点に集約される。
第一に、スープ切れや仕込み都合による早期終了の頻発だ。みどりや食堂は仕込んだ食材がなくなり次第暖簾を下ろすスタイルをとっている。遠方から訪れた客が、所定の閉店時刻より前に「準備中」の看板が出ているのを見て、「やっていない」「店を畳んだのでは」と早合点し、SNSに投稿してしまったケースが多発した。
第二に、店主やスタッフの高齢化に伴う臨時休業だ。大衆食堂の宿命として、家族経営を中心とする現場では、冠婚葬祭や体調管理のために連休を取ることがある。これがWeb地図サービスの登録ステータスにおいて一時的に「休業」や「閉業」と誤ってフラグ付けされた期間があり、ネット掲示板(5ちゃんねる等)や知恵袋で憶測が拡散された。
現場を訪れれば、厨房からは力強い平ザルの湯切り音が響き、ホールは活気に満ちている。ネット上の断片的な情報に惑わされることなく、正確な営業実態を把握することが肝要だ。