松戸駅周辺および新松戸エリアは、多彩なジャンルの猛者たちがしのぎを削る激戦区の中枢です。
「兎に角」の油そばが提示した新たなスタンダード
松戸駅東口で不動の地位を保ち続ける「兎に角(とにかく)」は、油そばの概念を一変させた名店です。タレ、香味油、魚粉、そして自慢の極太自家製麺が一体となった一杯は、重厚ながらも後味に嫌味がありません。特筆すべきは、提供終盤に頼む「割りスープ」です。濃厚な魚介豚骨ダシを注ぐことで、油そばから極上ラーメンへと劇的なグラデーションを遂げます。トッピングの自家製燻製チャーシューの芳醇な香りも、他店では味わえない唯一無二の魅力です。
「ラーメン二郎 松戸駅前店」の圧倒的 punch と緊張感
直系二郎のなかでも屈指の完成度と評されるのが松戸駅前店です。微乳化〜非乳化寄りの漆黒スープにカネシ醤油がビシッと効き、クタ気味のヤサイとホロホロに煮込まれた分厚い豚(チャーシュー)が鎮座します。麺のオーション(強力粉)の香り立ち、スープの凶暴な旨味は熱狂的なファンを生み続けています。ロット乱しを防ぐための独特の緊張感はありますが、ルールを理解して挑めば至福の満腹感に浸ることができます。
新松戸エリアの躍進と独自路線
松戸駅からJR常磐線各駅停車で数分の新松戸エリアも熱い注目を集めています。「めん処 なりの」や「麺処 どんぶら来」など、背脂チャッチャ系の系譜を受け継ぎつつ現代的に洗練させた店舗や、鶏白湯・淡麗煮干しに特化したネオクラシックスタイルの店舗が台頭しており、駅前とは一味違う進化を遂げています。