帰国時の手続きにおいても、誤った情報によるトラブルが後を絶ちません。代表的な2つの落とし穴を検証します。
1. 電子免税手続き「PABLO」の盲点
フランス国内で購入した高額商品のシャルル・ド・ゴール空港免税手続きは、税関エリアにある「PABLO(パブロ)」と呼ばれるバーコード読み取り端末で完了します。画面が緑色になり承認マークが出れば税関窓口に並ぶ必要はありません。
しかし、ネット上の「機械に通すだけで100%完了する」という噂を鵜呑みにするのは危険です。高額な時計・ジュエリーや複数国をまたぐ免税書類の場合、システム上で赤ランプ(要窓口確認)が表示されるケースが珍しくありません。赤ランプが出た際は現物商品とパスポートを提示して税関職員のスタンプをもらう必要があります。預け入れ荷物に商品を入れる場合は、必ずチェックイン前に免税エリアへ立ち寄る順序を守ってください。
2. ドゴール空港ラウンジ利用方法の制限
ドゴール空港ラウンジ利用方法に関しても、プライオリティ・パス(Priority Pass)保持者が陥りやすい罠があります。第2ターミナルの各ホール(2EのK・L・Mゲートなど)は独立した保安検査エリアとなっており、自分が搭乗するゲート以外のラウンジには物理的にアクセスできません。提携ラウンジの有無や営業時間を搭乗ゲート単位で事前に確認しておかないと、「ラウンジがあるはずなのに利用できない」という事態に陥ります。