都内23区内において、フルピッチを確保できる良質な人工芝グラウンドは極めて希少です。そのため、本グラウンドの確保は毎月熾烈な情報戦となっています。利用手続きのプラットフォームとなるのは練馬区公共施設予約システムですが、登録区分によって抽選参加の権利が厳格に分けられています。
グラウンドの利用権を獲得するには、毎月実施される練馬区スポーツ施設抽選申込のスケジュール管理が最初の関門です。練馬区内に在住・在勤・在学者が一定割合を占める登録団体に優先権が付与され、毎月前半に翌月または翌々月分の抽選申し込みが受け付けられます。現場の指導者によると、「春や秋のトップシーズンにおける土曜・日曜のゴールデンタイム(10時〜14時枠)は、当選確率が10%を切ることも珍しくない」と証言されており、単独枠の一本狙いは落選のリスクを極めて高めます。
抽選で外れた場合に頼るべき空き状況確認方法にもコツが存在します。毎月20日前後に設定される空き枠の一般先着開放日は、受付開始の午前9時ジャストにサーバーへのアクセスが集中します。ここでキャンセル枠を拾うためには、事前のログイン準備はもちろん、平日の夜間枠や早朝枠を視野に入れた柔軟なチームスケジューリングが鍵を握ります。
なお、気になる人工芝サッカー場利用料は、公営施設ならではの良心的な設定が維持されています。2時間単位で区内登録団体なら数千円台(一般全面利用で約5,000円〜7,000円前後、夜間は照明代別)と、民間フットサル場や私立大学グラウンドのレンタル費用と比較して圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。この低廉なコストが、予約倍率をさらに押し上げる主因となっています。