近年、身体的負担の軽減や産後の回復スピードを重視して無痛分娩を希望する妊婦が増加しています。富岡産婦人科における無痛分娩の対応は、硬膜外麻酔を用いた計画無痛分娩を中心としています。安全管理を徹底するため、24時間いつでもオンデマンドで麻酔を導入できる総合周産期センターとは異なり、原則として母体と胎児の状況が整った段階で入院日をあらかじめ決める運用が主流です。
計画無痛分娩を安全に遂行するには、専属スタッフの配備や厳密なバイタルモニタリングが不可欠です。そのため、月ごとに受け入れ可能な件数に上限が設定されているケースが多く、希望する場合は妊娠初期の段階で担当医へ意思を伝え、適応基準を満たしているかスクリーニングを受ける必要があります。
一方、胎児との絆を深める取り組みとして人気を博しているのが4Dエコー外来です。従来の白黒の断層画像(2D)とは異なり、立体的な胎児の表情や手足を動かす様子をリアルタイム動画として確認できます。検査画像はUSBメモリや専用のクラウドシステムを通じてスマートフォンに保存できる体制が整えられており、仕事で健診に同伴できないパートナーや遠方の家族にも赤ちゃんの成長を共有できると好評です。