Q1:賞味期限が切れてから1週間経った卵を、半熟オムライスやすき焼きの生卵に使っても大丈夫ですか?
A1:絶対に避けてください。賞味期限は「生食できる期間」として算出されています。期限を1週間過ぎた卵の内部では、卵黄膜が弱まりサルモネラ菌が増殖しやすい状態になっています。半熟調理では菌を死滅させる十分な温度(中心70℃で1分以上)に達しないため、必ず中まで完全に固まるまで火を通してください。
Q2:ゆで卵を作って冷蔵庫に入れておけば、生の卵よりも長く保存できますか?
A2:いいえ、生卵よりも日持ちしません。生卵に含まれる抗菌酵素(リゾチーム)が加熱によって失われてしまうため、雑菌に対する抵抗力がなくなります。殻付きの固ゆで卵であっても冷蔵庫で3〜4日以内、殻を剥いたものは当日中〜翌日午前中に食べ切る必要があります。
Q3:スーパーから持ち帰った際に卵のパックを落とし、殻にヒビが入ってしまいました。どうすべきですか?
A3:ヒビが入った時点でクチクラ層が破壊され、外気の雑菌が侵入している可能性が高いです。賞味期限の日付に関係なく、その日のうちに完全に火を通す料理(しっかり火を通したスクランブルエッグや汁物など)で使い切ってください。ヒビが入ったまま何日も放置された卵は破棄を推奨します。
Q4:ボウルの水に卵を入れたら、底に沈まず完全に水面まで浮かび上がりました。加熱すれば食べられますか?
A4:加熱しても食べるべきではありません。水面に完全に浮かぶ卵は、気室が極限まで拡大して乾燥が進んでいるか、内部で腐敗菌が増殖してガスが発生している状態です。細菌性毒素の中には加熱しても分解されないものもあるため、割らずに処分してください。