2020年11月の現役引退後、年寄・秀ノ山を襲名した元琴奨菊は、佐渡ヶ嶽部屋付きの親方として後進の指導にあたった後、念願であった自らの相撲部屋「秀ノ山部屋」を東京都内に創設しました。これに伴い、祐未さんも名実ともに部屋の「女将」として新たな重責を担うことになりました。
相撲部屋の女将は、十代で親元を離れて入門してきた力士たちにとって東京の母親代わりです。祐未さんは日々の生活環境の整備はもちろん、若い弟子たちの体調変化や悩み相談にも優しく耳を傾けています。厳格な指導を行う親方と、優しく包み込む女将という見事な役割分担が機能しており、所属力士たちがいきいきと稽古に励むアットホームな部屋づくりが実現しています。