「このミス」関連作の強さは、出版界だけに留まりません。映像化された際の求心力も抜群で、多くの作品が映画や連続ドラマとして大ヒットを記録してきました。
例えば、新川帆帆の『元彼の遺言状』や行成薫の『名も無き世界のエンドロール』などは、キャラクターの強烈な個性と視覚的な場面転換の巧みさが映像関係者からも高く評価され、スクリーンや地上波を通じて原作ファン以上の広がりを見せました。文字でしか成立しないと思われたトリックを、演出や俳優の演技によって見事に実写へ落とし込む試みは、常にエンタメ界の大きな話題となっています。