「知らずに根元まで全部水で洗ってしまった」「子どもが学校で全部ほぐして帰ってきた」という場合でも、諦めて買い替える必要はありません。自宅にある身近なアイテムを使って、小筆を固め直して復活させる方法が存在します。
小筆を元の状態に戻すための最も手軽で確実な方法は、でんぷん糊(ヤマト糊など)または障子用の糊を使用する手順です。
【小筆の固め直し・復活手順】
1. 筆先全体の汚れをぬるま湯で綺麗に洗い流し、水分をしっかり拭き取って完全に乾かします。
2. 小皿にでんぷん糊を少量取り、水で2〜3倍程度に薄めてなめらかな液状にします。
3. 筆全体に薄めた糊を根元まで均等になじませます。
4. ティッシュなどで余分な糊を優しくしごき落とし、穂先の形をピンと整えます。
5. 根元から全体の3分の2程度まで糊を残し、風通しの良い日陰で1〜2日間しっかりと自然乾燥させます。
6. 完全に乾いてカチカチに固まったら、改めて先端の3分の1だけを指で優しく揉みほぐします。
この作業を行うことで、失われていた根元の芯が再形成され、新品時に近いしっかりとしたコシが甦ります。もし手元にでんぷん糊がない場合は、整髪用のヘアジェル(ハードタイプ)を水で薄めて代用することも可能です。