もりもり寿しの暖簾をくぐった際、絶対に外せない看板メニューがいくつか存在します。タッチパネルで何を注文すべきか迷わないために、北陸の海の恵みを凝縮した必食ネタを整理しておきましょう。
不動の主役は「のどぐろ三貫盛り」(生・炙り・漬け、または塩炙り等の食べ比べ)です。白身のトロと称されるアカムツ(のどぐろ)は、皮目をバーナーで軽く炙ることで上質な脂が溶け出し、口内いっぱいに濃厚な甘みと香ばしさが広がります。時期や店舗によって構成が工夫されており、一皿で異なる調理法による旨味の違いを堪能できます。
さらに北陸ならではの体験価値を高めるのが、甲殻類の逸品です。
- 富山湾の宝石「白えび」:繊細な手むき作業を経て軍艦にたっぷりと盛られる白えびは、上品な甘みととろける舌触りが格別です。
- 幻のエビ「がすえび」:鮮度落ちが極めて早く、かつては地元近海でしか消費されなかった希少種。茶褐色の見た目からは想像できないほどの濃厚な甘みとねっとりした食感が特徴です。
- もりもり三貫盛り:ウニ、いくら、ボタンエビなど、その日の豪華ネタを贅沢に盛り合わせた看板皿。視覚的な満足度も抜群です。
- 北陸五貫盛り:のどぐろ、がすえび、ホタルイカ、バイ貝、カニなど、北陸の旬を一度に制覇できる旅行者必見のメニューです。
季節ごとに登場する寒ブリ(冬)、香箱ガニ(冬期限定・メスのズワイガニ)、富山湾内産ホタルイカ(春)など、旬の移ろいをそのまま皿の上で体感できる点もリピーターを惹きつけて離さない要因です。